翻訳と辞書
Words near each other
・ 荒野の素浪人
・ 荒野の蒸気娘
・ 荒野の誘惑
・ 荒野の貴婦人
・ 荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜
・ 荒野はるかに
・ 荒野はるかに/ズートロ (69バージョン)
・ 荒野もゆ
・ 荒野より
・ 荒野より (アルバム)
荒野より (小説)
・ 荒野より (曲)
・ 荒野を歩け
・ 荒野修道院
・ 荒野台駅
・ 荒野座
・ 荒野拓馬
・ 荒野泰典
・ 荒野流転
・ 荒金きよし


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

荒野より (小説) : ミニ英和和英辞書
荒野より (小説)[こうやより]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

荒野 : [あらの, こうや]
 【名詞】 1. wasteland 2. wilderness 3. deserted land 4. prairie 5. vast plain 6. wilds 7. desert 8. wild land 
: [の]
 【名詞】 1. field 
小説 : [しょうせつ]
 【名詞】 1. novel 2. story 
: [せつ]
  1. (n,n-suf) theory 

荒野より (小説) : ウィキペディア日本語版
荒野より (小説)[こうやより]

荒野より』(こうやより)は、三島由紀夫短編小説。41歳の三島が実際に遭遇した小事件を題材にした作品で、三島としては珍しい私小説的な心境小説である〔青海健異界からの呼び声――三島由紀夫晩年の心境小説」(愛知女子短期大学 国語国文 1997年3月に掲載)。()。〕〔山内洋「荒野より【研究】」()〕。ある日の早朝、突然2階の窓ガラスを割って闖入して来た熱狂的ファンの青年と対峙した〈私〉が、小説家としての自分が読者に及ぼす影響と、〈あいつ〉がやって来た〈私〉のの内的観念世界の孤独を対比的に綴っている〔佐渡谷重信「荒野より」()〕〔。
『荒野より』は、三島が行動の世界に歩みつつあった晩年初期の時期に書いていた身辺雑記風の心情告白として研究されることが多く、自死に至る三島の心情の過程を見る上で、最晩年に書かれた双生児的な随筆独楽』としばしば並列され論じられる作品でもある〔〔〔清水昶「日常の中の荒野――『真夏の死』、『孔雀』、『荒野より』、『独楽』」()〕。
== 発表経過 ==
1966年昭和41年)、文芸雑誌群像』10月号に掲載され、1967年(昭和42年)3月6日に中央公論社より作品集『荒野より』として単行本刊行された〔田中美代子「解題――荒野より」()〕〔井上隆史編「作品目録――昭和41年」()〕〔山中剛史編「著書目録」()〕。文庫版は中公文庫より1975年(昭和50年)1月10日に刊行された(現在は絶版となっている)〔。
翻訳版は、Estrellita Wasserman訳によりフランス語で(仏題:Du fond des solitudes)行われている〔久保田裕子「三島由紀夫翻訳書目」()〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「荒野より (小説)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.